- 森 雄司
- 国際ロータリー第2670地区2026-2027年度ガバナー “ロータリーを知り、参加し楽しもう!”
「ロータリーを知り、参加し楽しもう!」
~学び、実践することによりインパクトを生み出そう~
●2026-2027年度 RI会長メッセージ「持続可能なインパクトを生み出そう」
オラインカ・ハキーム・ババロラRI会長エレクトは、2026-2027年度会長メッセージとして「持続可能なインパクトを生み出そう」(CREATE LASTING IMPACT)を発表されました。私たちは「世界を変える」ことを話題にします。しかし私はこう問います。自分自身の中に、持続可能な変化を生み出しているのだろうか。私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する社会を目指しています。成果とは短絡的な結果です。一方インパクトは持続するレガシーであり、未来に残る結果です。インパクトは変化であり、持続するものです。自分を変えられれば、クラブと地区を変えられます。地区を変えられれば、地域社会を変えられます。そして、地域社会を変えられれば、世界で、地域社会で、自分自身の中で、持続可能なインパクトを生み出すことができるのです。このように会長エレクトは呼びかけました。
●2026-2027年度 国際ロータリー第2670地区ガバナーメッセージ
「ロータリーを知り、参加し楽しもう!」
~学び、実践することによりインパクトを生み出そう~
日本人初のRI会長となられた(1968-1969年度)東ヶ崎潔RI会長の会長テーマ「Participate!」
でした。日本語で「参加し敢行せよ」とか「進んで参加せよ」と訳されています。
内容としては次のように説明されています。
英語で参加するという言葉には participate とjoin の二つがある。これを船に例えると、
participate は船員として運航業務を担当して働いているが、join は乗客として船に乗っ
ているにすぎない。そして船員として自分の部署を全うしていくには、その職務の内容を熟
知していなければならない。これはロータリーについても同様で、例えば委員会の活動内容
を理解せず、クラブの活動に進んで参加することはできない。
進んで参加するには、まずロータリーを知る必要がある。(出典 : ロータリー入門書)
参加するためには知る(学ぶ)ことが必要です。そして知ることにより興味がわく、好きになるという効果があります。その結果、参加(実践)することにより楽しいという状態になります。
つまり
ロータリーを知り ・・・ (学び)
ロータリーを好きになり ・・・ (好きになり)
ロータリーに参加し ・・・ (実践し)
ロータリーを楽しもう ・・・ (楽しむ)
このステップです。
そして「知るよりも好きが上、好きよりも楽しんでいる方が上」と言われるように、楽しむことが最高のレベルであり最高のステージとなります。これを図にすると次のようになります。
高い 実際に行動、体験した
結果、楽しいと感じる
(ステージ) 知った結果、好きになる
低い 知る、理解する、学ぶ
●3-Year Rolling Goals ※3年間の目標
2024-2025年度より、RIはゾーン・地区・クラブに対し、単年度の目標とあわせて3年間を関連づけるローリングターゲット(年度ごとに見直す)プランを実施しています。
これが 3-Year Rolling Goals です。
達成に向けての目的
【継続性】3年間の目標を設定し、通常の1年間の焦点にとどまらないようにする。
【シンプルさと整合性】シンプルで明確な目標設定と達成までの検証、そしてロータリーの優先
事項との整合性をとることで今まで以上の成果が期待できる。
【地域適応力】クラブがその地域に適した目標を設定することで地域での存在価値を高める。
目標のキーワード
継続性の文化を醸成する
持続可能な勢いを構築する
重要な項目の測定をおこなう
SMARTターゲット
RIの目標との整合性をとる
会員の参加を促す
3年間の目標設定の具体的項目は「行動計画(方針)」の4つの優先事項に基づいている
・会員増強
・クラブの奉仕・親睦活動
・ポリオ根絶
・ロータリー財団への寄付
・クラブの戦略計画
・公共イメージとコミュニケーション
●RI・第2670地区における3-Year Rolling Goals
2024-2025年度 2025-2026年度 2026-2027年度
ステファニーA・ フランチェスコ・ オラインカ・ハキーム・
アーチックRI会長 アレッツオRI会長 ババロラRI会長
「THE MAGIC OF ROTARY」 「UNITE FOR GOOD」 「CREATE LASTING IMPACT」
~ロータリーのマジック~ ~よいことのために ~持続可能なインパクトを
手を取りあおう~ 生み出そう~
夏見 良宏ガバナー 織田 英正ガバナー 森 雄司ガバナー
「インパクトをもたらそう 「地域密着のロータリーを 「ロータリーを知り、
青少年に夢を」 目指そう」 参加し楽しもう!」
~学び、実践することにより
インパクトを生み出そう~
【RI】
・アーチック会長は「ロータリーのマジック」を提唱されました。魔法の杖を振って呪文を唱え
るだけで、成果をもたらしているわけではなく、我々がプロジェクトを終えるたび、寄付する
たび、新会員を迎えるたびに、マジック(魔法)を生み出していると主張されました。そして、
クラブでの体験を会員にとって魅力的なものとするために、地区やクラブでのやり方を変える
、あるいは見直すことも必要であると主張されました。
・アレッツォ会長は「良いことのために手を取り合おう」を継承されました。手を取り合うこと
、(Unite)は目的ではなく手段です。そして力を合わせることで、より大きな良いことを行い、
その成果を未来に残そうと主張されました。
・インカ会長は「持続可能なインパクトを生み出そう」をメッセージとして発表されました。
ロータリーで言うインパクトとは「ロータリー活動によってもたらされる長期的で好ましい変
化」のことです。ただし変化とインパクトは同じではありません。
変化は始まりにすぎず、インパクトこそが永続します。
未来は私たちから始まります。しかし、それは私たちのロータリーでの活動が終わった後も、
ずっと続かなければなりません。このように主張されました。
以上のようにアーチック会長は我々会員一人一人の行動が大切であり、アレッツォ会長は
行動する際には手を取り合い、力を合わせて良いことに取り組もう、そして次年度インカ
会長は生み出された良いことは、変化を積み重ねて「持続可能なインパクト」に高めてく
ことが大切であると主張されました。各年度のメッセージは別々のメッセージではなく、
表現は違っても同じ方向を向いたメッセージと捉えるべきと考えます。
【第2670地区】
2026-2027年度のガバナーメッセージは「ロータリーを知り、参加し楽しもう!」~学び、実践
することによりインパクトを生み出そう~ です。これは学び、好きになり、実践し(参加し)、楽しむという4つのステップを踏みながら、持続可能な変化をもたらそうということを意味します。特に「学び」「実践(参加)し」という2つを重要視します。その結果として「好きになり」「楽しむ」という成果が得られます。一見漠然としたメッセージと捉えられるかもしれません。しかし、ロータリー活動において、行動する全ての事柄に適用される身近な行為であると考えます。そして、夏見ガバナー年度の「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」、織田ガバナー年度の「地域密着のロータリーを目指そう」にも繋がるものです。
例えば青少年奉仕において様々なプロジェクトがございます。青少年交換、インターアクト、ローターアクト、RYLA、新世代など、それぞれのプロジェクトにおいて成り立ちの経緯や目的、そして現在までの経緯など、該当プロジェクトを知る(学ぶ)ことにより興味がわく、好きになる、参加する(実践する)、楽しむという過程が生まれます。
その中でプロジェクトについてブラッシュアップする、また新たなプロジェクトに派生するといったことも発生するかもしれません。それが持続可能である変化、インパクトに繋がるものであると考えます。地域密着についても同様です。現在各クラブにて様々な地域密着のためのプロジェクトを行っていると思います。それぞれについて同様の4つの過程を踏めば、同様にインパクトにつながっていくものと考えます。
またロータリー財団や米山記念奨学についても、事業やプロジェクトへの参加について、あるいはそれぞれの寄付についてもこの4つの過程は適用できると考えます。つまり学び、好きになり、実践し、楽しむという4つの過程は、参加を促すためのステップであると言えます。参加の動機付けになるものです。そして4つの過程の結果、持続可能な好ましい変化、インパクトにも繋がるものと言えます。
このように2026-2027年度ガバナーメッセージは単年度ではなく、夏見ガバナー年度や織田ガバナー年度にも関連する連続したメッセージと捉えていただければと思います。3-Year Rolling Goalsの3年目として、「ロータリーを知り、参加し楽しもう!」~学び、実践することによりインパクトを生み出そう~ 皆さま、ぜひ「学び」「実践」しましょう!
●行動計画 4つの優先事項に基づく活動目標
① より大きなインパクトをもたらす
・ポリオ根絶に向け、ポリオプラスの寄付を推進し、
ポリオプラスソサエティへの新規加入を拡大する。
・ロータリー財団、米山記念奨学事業に対し、学ぶ(知る)ことを重視し、
寄付目標達成を目指す。
② 参加者の基盤を広げる
・新クラブ設立を推進し、支援する。
・ローターアクトクラブ、インターアクトクラブとの交流、協働を拡大する。
・公共イメージ向上についての役割、手法を再認識し、効果的な活動を行う。
・地区版ロータリーボイスの取組みに挑戦する。
(会員のロータリーストーリーを紹介する場)
③ 参加者の積極的なかかわりを促す
・クラブ優秀賞(クラブセントラルからの登録)を通じ、クラブの立ち位置を認識し、
将来のなりたい姿を追求する。
・研修、セミナー等においてラーニングの手法を導入し、参加者のより積極的な参加と
より成果の出る仕組みを確立する。
・メイクアップを利用したクラブ間の交流を促進し、お互いのクラブの長所を学び、
自クラブに活用できるアイデアを得られるようにする。
④ 適応力を高める
・My ROTARYのアカウント登録率を上げ、サイト内の各種リソースの活用を推進する。
・ラーニングセンターの活用を推進する。
・各種会議、セミナーのオンライン開催を推進する。
・地区事務所機能を確立し、効率的、継続的な地区運営を遂行する。
・地区運営マニュアルを機能させ、統一ルールでの地区運営を遂行する。
●2026-2027年度 活動数値目標
◆会員数 2026年6月末対比5%増(目標会員数想定 2,850名)
◆新クラブ設立 4クラブ以上
◆女性会員比率 10%以上
◆地区大会登録率 60%以上
◆My ROTARY アカウント登録 75%以上
◆クラブ優秀賞(クラブセントラル目標13項目以上)の登録クラブ 100%
◆ローターアクトクラブ新加盟 1クラブ以上
◆インターアクトクラブ新加盟 1クラブ以上
◆ロータリー財団への協力
・寄付ゼロクラブ(年次基金) 0達成
・年次基金 150ドル/人
・ポリオプラス 30ドル/人
・ポリオプラスソサエティ 新規加入50名以上
・ポールハリスソサエティ(毎年1000ドル)への入会 5名以上
・恒久基金 冠名基金2.5万ドル 1件以上
・大口基金1万ドル 2件以上
・ベネファクター 新規10名以上
◆米山記念奨学会への協力
・寄付ゼロクラブ(特別寄付) 0達成
・普通寄付 6,000円/人以上
・特別寄付 10,000円/人以上